債券相場は上昇が予想されている。先物が夜間取引で堅調に推移した流れを引き継ぎ、買いが先行する見通し。日本銀行の積極的な国債買い入れ姿勢を受けて長期金利がマイナス幅を拡大する中、投資家からのプラス利回りを求める超長期債への買い需要も相場を支える見通し。
長期国債先物(6月物) | 152円80銭台前半~153円00銭付近か(28日は152円84銭) |
新発10年物国債(358回債)利回り |
マイナス0.065%~マイナス0.05%程度か (28日はマイナス0.05%) |
先物夜間取引で6月物は、米国債相場の上昇を受けて、一時152円98銭まで買われ、結局は28日の日中取引終値比3銭高の152円87銭で引けた。
市場関係者の見方
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト
- 他市場は一昨日に比べてまちまち。きょうの債券相場は先物が堅調と予想
- 現物債は特に超長期ゾーンが期待通りに強くなってきたことは心強い
- 先物中心限月の予想レンジは152円82銭~153円01銭

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April 30, 2020 at 05:13AM
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