
世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。不安になるニュースが連日報道される中、同時に世界中でデマによるパニックも相次いでいる。デマ拡散によるパニック、通称「インフォデミック」(WHOが命名した「information pandemic」の略称)が起きているのだ。
「もう最後の1ロールなのに……どうしよう。近所のコンビニもスーパーも何軒も回ったのに手に入らない。もう手に入るんじゃなかったの」
今朝も友人がSNSに写真付きでそのような投稿をしていたが、同様にトイレットペーパーがなくなった棚の前で途方に暮れた方は多いだろう。
トイレットペーパーがなくなったのは、「マスクとトイレットペーパーは中国で同じ材料で作られており、品不足になる」といったSNSの投稿などがきっかけと言われている。実際はトイレットペーパーの98%は国内生産であり、在庫も豊富にあるため影響はないにもかかわらず、買い占めに走る人が続出した。メルカリでは12ロール3980円など高額出品が相次ぐ状態となっていた。
なぜ我々は、新型コロナウイルス騒動のデマに振り回されてしまうのか。デマの特徴と騙されない方法について解説したい。
■ネットに飛び交う「デマ情報」
気が重くなるニュースにもうんざりしているが、それ以上にデマ騒動に疲れている方も多いのではないか。短いサイクルで次々と新しいデマが飛び交う状態であり、そのたびに多くの人が混乱している。
デマは、時期によって次々と新しいものが登場する。2月頭は、「入院中の重症患者が抜け出して観光地でウイルスを撒き散らしている」などのデマがインターネット上に見られた。自分もうつるかもしれないという不安から、多くの人が疑心暗鬼になっていたのかもしれない。
感染を恐れるあまり、「あの人は感染している」「(本当はいないのに)感染者がいる」といったデマも飛び交っていたようだ。
例えば高松市にあるスーパーは、関係者が感染したというデマがインターネット上に書き込まれるという被害に遭った。「会長夫妻がダイヤモンド・プリンセス号を下りて香川県に戻ってきたところ感染が確認された」などのデマが出回った結果、系列の7店のうち6店では前年比で1割売り上げが上がったのに対して、デマを流された店舗だけは10~15%ほど売り上げ減となったという。
【関連記事】
ビジネス - 最新 - Google ニュース
March 21, 2020 at 03:35AM
https://ift.tt/2xPtfQC
コロナのデマに「騙される」「騙されない」の差(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
ビジネス - 最新 - Google ニュース
https://ift.tt/2Q4ENIK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "コロナのデマに「騙される」「騙されない」の差(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース"
Post a Comment