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東芝のニューフレア株TOBが成立の公算、東芝機械が応募を決議 - ブルームバーグ

東芝機械は15日夜、保有する ニューフレアテクノロジー株について、 東芝が実施する公開買い付け(TOB)に応募することを取締役会で決議したと発表した。ニューフレアを巡っては、HOYAもTOBの意向を表明していたが、東芝のTOBが成立する公算だ。

  東芝機械の発表によると、応募する株式数は180万8900株(15.8パーセント)となり、14.27%としていた東芝TOBの下限を上回る。東芝機械は、ニューフレア株を52.4%保有する東芝が昨年12月にHOYAのTOBに応募しないと決議したことから、HOYAのTOB成立見込みがなくなったと判断した。

  東芝の買い付け価格は1万1900円。TOB後の手続きで完全子会社化する計画。HOYAは東芝のTOBが成立しないことを条件に、4月から1万2900円で66.67%を下限にTOBを開始する計画だった。

  東芝のTOB期限は16日。東芝の広報担当、小林格氏は「引き続きTOB成立を目指すという方針に変わりはない」とした上で、「東芝機械の決議を東芝グループとして歓迎する」とコメントした。HOYAのコメントは得られていない。

Toshiba Corp. Holds News Conference To Announce New CEO

東芝のTOBは成立する公算

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  TOBが成立し、保有するニューフレア株すべてを売却した場合、東芝機械は2020年1-3月期に約100億円の特別利益を計上する見込み。東芝機械は既に東芝グループからは離脱している。

  16日の各社の株価動向は、ニューフレアが一時前日比2.8%安の1万1730円と下落した半面、今後の特別利益計上が材料視された東芝機械は4.3%高の3115円まで上昇した。東芝は1.3%高の4030円と5営業日続伸し16年12月以来、およそ3年ぶりの高値を付けた。

  ニューフレアは電子ビームマスク描画装置などを手掛ける半導体製造装置メーカーで、東芝機械から事業継承して02年に誕生した。東芝が東芝プラントシステムと西芝電機に対して実施したTOBは成立しており、両社は上場廃止される。

(株価動向を追加します)

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