中国では昨年12月の消費者物価上昇率が前月と同水準にとどまったが、原油高が続けばインフレ圧力は残ることになる。
国家統計局が9日発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.5%上昇と、2012年以来の大きな伸びを記録した11月と同じだった。ブルームバーグが調査したエコノミスト予想中央値は4.7%上昇。
一方、12月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比0.5%低下。前月の1.4%低下からマイナス幅が縮小した。
通年ではCPIが前年比2.9%上昇と、政府目標の3%に沿った水準となった。PPIは0.3%低下した。

CPIの重要項目である豚肉価格は12月に前年同月比97%上昇。11月は110%値上がりしていた。他の食品も高くなり、野菜は10.8%上昇。変動の大きい食品・エネルギー価格を除いたコアインフレ率は1.4%と、11月と同じだった。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の中国担当シニアエコノミスト、王蕊(ベティ・ワン)氏(香港在勤)は「豚肉価格の上昇率が鈍化し、全体のインフレ率の安定化に寄与」したと指摘した上で、「春節(旧正月)や原油高の可能性、比較対象となる前年の水準が低いことを踏まえると、目先はCPI上昇圧力が残っている」と話した。
交通銀行の劉学智エコノミスト(上海在勤)は、CPIを押し上げているのは「主に豚肉」など食品であり、全面的なインフレ高進ではないと説明。消費者物価は4-6月(第2四半期)に減速トレンドに入ると予想した。
原題: China’s Inflation Steady in December With Oil Spike Ahead (抜粋)
(エコノミストらの見方などを追加して更新します)
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中国インフレ率、昨年12月は前月と同じ-今後は原油高影響も - ブルームバーグ
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