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コロナ禍の内定率 12月はほぼ例年並みに|NHK就活応援ニュースゼミ - NHK NEWS WEB

就職活動に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。

来年春に卒業予定の学生の中には、いまも頑張って活動を続けている人もいます。そうした学生たちの努力が、少しずつ実り始めています。

【12月1日現在の内定率】

リクルートキャリアのまとめによりますと、12月1日時点での2021年卒の学生の就職内定率は93.4%で、10月の数値と比べると4.7ポイント増え90%を超えました。

内定率は、新型コロナの影響でさまざまな業界で採用の中止や抑制が相次いだことから、6月1日時点では前年と比べて13.4ポイントの差がありました

これが、今月の調査では2ポイント差まで縮まり、コロナ禍における厳しい就活状況でも、ほぼ例年並みの水準まで回復してきました。

【女性の内定が増加】

この2か月の間に、5ポイント近く内定率が上がった大きな要因は、内定を取った女性が増えたことです。

10月の調査では、新型コロナの影響で航空会社や旅行会社、それにファッション業界など、これまで女性に人気があり採用人数が多かった企業で、採用の抑制や中止が相次いだことを背景に、男性より内定率が低くなっていました。

しかし、この2か月の間に内定を取る女子学生が増加した結果、内定率は7.2ポイント上昇し、去年よりは低いものの、男性と同じくほぼ例年並みの水準まで回復しました。

ドラッグストアなどの小売り業や、テレワークの導入などで需要が増えているIT業界など、コロナ禍でも業種によっては採用意欲の高い企業も多く、幅広い業界に根気強くアクセスし続けた学生が内定を得たものと見られています

【どうやったら内定が得られるの?】

企業から内定を得た就活生と、そうでない就活生の活動に違いはあるのでしょうか。

その一端が垣間見えるデータがあります。

リクルートキャリアのデータより抜粋して作成

この表は、11月中に内定を得た学生と内定を得ていない学生が、どんな活動をしていたかを比較したものです。

11月に内定をとった学生は、「自己分析をした」「企業にエントリーをした」「大学のキャリアセンターに相談した」といった活動の実施率が、内定を得ていない学生と比べて高いことがわかります。

就職活動終盤になっても、全体の活動量が多く積極的に動いている学生ほど内定を得ているようです。

いずれも就活の基本的な動作かもしれませんが、改めて基本に立ち返って活動を続けたことが、成功に結びついたのかもしれません。

リクルートキャリアの担当者

「内定が取れず不安に思っていても、1人で悩んでいると視野が狭まり、煮詰まってしまいがちです。

大学のキャリアセンターに相談して自分に合った就職先を改めて考えてみるなど、行動を起こしていくことが大切だと思います」

国も、地域の魅力ある中堅・中小企業の中で、今年度の新卒採用を継続している企業を公表するなど、情報提供を進めています。

■経済産業省「新卒採用継続企業」https://www.meti.go.jp/press/2020/11/20201120002/20201120002.html

採用を続けている企業は、全国にまだまだあります。情報収集をしながら、あきらめずに幅広い活動を進めてほしいと思います。

※リクルートキャリアによる「就職プロセス調査(2021年卒)」より

(集計対象:大学生914人 期間:2020年12月1日~7日)

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