7月1日からプラスチック製のレジ袋の有料化が開始される。処分による地球温暖化や、海洋汚染につながるプラスチックごみの排出抑制など環境問題を考慮した措置だが、業界からは「ポリ袋はエコ商材」と主張する。家計の専門家も「有料でもらうメリットもある」と分析する。
有料化が義務付けられるのは、コンビニなどの小売店が買い物客に配る持ち手のついたプラスチック製の袋だ。スーパーではすでに有料化を実施している店が多く、大手コンビニ3社も有料化で足並みをそろえる。
厚手の袋や、海洋生分解性プラスチック配合の配合率100%、植物由来のバイオマスプラスチック配合率が25%以上の袋は対象外となる。ファストフードや牛丼チェーン各社には無料提供を継続するところもある。
包装資材メーカー「清水化学工業」(東京都足立区)は自社のウェブサイトで、「ポリ袋は実はエコ商材なんです」と訴えている。《ポリエチレンは理論上、発生するのは二酸化炭素と水、そして熱。ダイオキシンなどの有害物質は発生しない》《ポリ袋は見かけほどゴミ問題にはならない。目に見えるごみの1%未満、自治体のごみのわずか0.4%》《繰り返し使用のエコバッグより、都度使用ポリ袋は衛生的》としている。
同社担当者は、「有料化に関しては(意見は)差し控える」としつつ、「メーカーなのでポリエチレンを知っていただいたうえで、環境について考えてもらいたいと思った」と話す。
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衛生面については今年4月に、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国の一部の州ではマイバッグを禁止する動きもあった。
コスト面での消費者負担を心配する向きもある。
「少額とはいえ、今まで店舗側が負担していたレジ袋の費用負担を、消費者が負担することになる」と指摘するのは、ファイナンシャルプランナーの山崎俊輔氏。レジ袋の代わりにマイバックが推奨されるが「マイバッグ購入にあまりお金をかけると、エコではあっても経済的に負担増になることもある。キャンペーンなどで配られるバッグを無料で入手してもいいのではないか」と語る。
今後の買い物では、状況に応じて有料でレジ袋をもらうのも手だと山崎氏はアドバイスする。
「レジ袋を自宅でゴミ袋として再利用している人の場合、代替品としてゴミ袋を買うという人も出てくるだろう。その値段によっては、店舗でレジ袋を買ってもいいのではないか」
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