会社法違反(特別背任)などで起訴された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した事件を受け、日本の弁護団の弘中惇一郎弁護士と高野隆弁護士らが16日付で弁護人を辞任した。主任弁護人の河津博史弁護士ら3人は弁護団に残るが、ゴーン被告の公判が開かれる見通しは立っていない。
東京地裁では16日午前、初公判前に争点や証拠を絞り込む「公判前整理手続き」が行われ、河津弁護士が出席した。同弁護士は、検察側からゴーン被告が出国した経緯などについて質問されたが、「この手続きの中で発言するのは適切ではない」と回答したとしている。この日、役員報酬の過少記載事件で起訴された法人としての日産と元代表取締役グレッグ・ケリー被告(63)の公判について、ゴーン被告と分離することが決まった。
弘中弁護士らは2019年2月に弁護人に就任。翌3月には、18年11月の逮捕以来、勾留が続いていたゴーン被告の保釈を実現させた。弘中弁護士は「弁護人が知恵を絞り、証拠隠滅や逃亡はあり得ないシステムを裁判所に提示した」とし、海外渡航の禁止などを盛り込んだ保釈条件について「厳守するのが我々の方針だ」と語っていた。
先月31日、ゴーン被告が保釈条件を破り、日本を不法に出国したことが判明。弘中弁護士は同日、「寝耳に水」と語り、今月7日には「弁護人でなくなる可能性が高いため、今後、ゴーン氏について取材を受けることはない」とのコメントを出した。16日付で辞任届を地裁に提出したことを公表したが、記者会見などは行わないとしている。
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January 16, 2020 at 10:38AM
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ゴーン被告逃亡受け弘中弁護士ら辞任…3人は残留 - 読売新聞
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