債券市場では超長期債が反落。前日まで堅調に推移して利回り水準が大きく低下したことで、戻り売り圧力が掛かった。一方、この日実施の2年国債入札は順調な結果となったものの、相場全体を押し上げるには至らなかった。
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市場関係者の見方
SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
- 2年入札は意外に順調だったが、超長期ゾーンが重く、先物相場も軟調
- 米中対立など金利低下リスクが意識される中、超長期債は前倒しで買った投資家が多いとみられ、今月の入札も順調にこなしたが、利回りが下がったことで買いが一服している
- コロナ感染再拡大に伴う在宅勤務7割対応や夏季休暇を控えて、必要分を入札で早めに確保した参加者が多かったのではないか
- そもそも10年金利がプラスで推移する中、超長期ゾーンがフラット(平たん)化していくのにも限界がある
2年債入札
- 最低落札価格は100円46銭0厘と、市場予想中央値(100円45銭5厘)を上回る
- 応札倍率は4.56倍と、前回の4.68倍をやや下回る
- テール(最低と平均落札価格の差)は7厘と、前回9厘から縮小
- SMBC日興証の竹山氏
- 海外投資家の需要減退など懸念材料はあったが、日本銀行の買い入れオペに入れるための需要が大半だろう
- 既発の414回債より金利が高めに買えたのもある
- 備考:2年利付国債の過去の入札結果(表)
新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
---|---|---|---|---|---|---|
-0.135% | -0.120% | 0.015% | 0.390% | 0.540% | 0.565% | |
前日比 | 横ばい | -0.5bp | 横ばい | 横ばい | +0.5bp | +1.0bp |
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July 30, 2020 at 05:02AM
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超長期債が反落、利回り水準低下で戻り売り圧力ー2年入札結果は順調 - ブルームバーグ
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