華為技術(ファーウェイ)は中国市場でスマートフォンの出荷を伸ばし4~6月期の世界シェアは初めて首位になった(広東省広州市の店舗)
【広州=川上尚志】米調査会社IDCは30日、2020年4~6月期の世界のスマートフォン出荷台数が前年同期比16.0%減の2億7840万台だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で幅広い地域で需要が落ち込んだ。ただ中国市場の落ち込みは相対的に小さく、中国の華為技術(ファーウェイ)がシェアを伸ばし四半期ベースで初の1位になった。
4~6月期の出荷台数は1~3月期(11.7%減)から一段と悪化した。地域別では日本と中国を除くアジア太平洋が31.9%減と大きく落ち込み、西ヨーロッパ(14.8%減)や米国(12.6%減)も不振だった。中国も10.3%減だったが、「(他地域に比べ)やや良く、回復が力強い」(IDC)という。
メーカー別ではファーウェイの出荷台数が前年同期比5.1%減の5580万台で、シェアは同2.3ポイント高い20.0%になった。中国市場の需要を取り込み、競合に比べ落ち込みが小さかった。
2位の韓国サムスン電子は28.9%減の5420万台で、シェアは3.5ポイント低い19.5%になった。高機能機種の販売が苦戦した。3位の米アップルは11.2%増の3760万台で、シェアは3.3ポイント増の13.5%だった。廉価版の「iPhone SE」の新モデルの好調に支えられた。
ファーウェイは初の首位にたったものの、新型コロナ問題後にいち早く経済再開にかじを切った中国市場に依存する面が大きい。米政府による輸出規制を受け、米グーグルの主要アプリをスマホに搭載できなくなっており、海外では苦戦している。IDCは「米政府による規制で、ファーウェイは海外市場で不透明感が続く」と指摘する。
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世界のスマホ出荷16%減、ファーウェイが初首位 4~6月 - 日本経済新聞
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