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日本株は下落、FOMC後の米金利低下や円高を懸念-金融中心に売り - ブルームバーグ

11日の東京株式相場は大幅安。米国での新型コロナウイルス感染第2波や米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米金利低下、為替の円高が警戒され、輸送用機器や素材など景気敏感株、銀行など金融株中心に広く売られた。

  • TOPIXの終値は前日比35.79ポイント(2.2%)安の1588.92と3日続落
  • 日経平均株価は652円04銭(2.8%)安の2万2472円91銭と反落

〈きょうのポイント〉

  • 新型コロナで米国に 第2波の兆し-感染者200万人突破
    • アジア時間11日の米株先物は大幅安
  • 米FOMC、22年までの ゼロ金利維持を予想-資産購入の継続を表明
    • 10日の米10年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.73%
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=106円90銭、前日の日本株終値時点は107円47銭

  ピクテ投信投資顧問の松元浩常務は「株価は足元の実体経済を差し置いて、買い戻しで下げを取り戻してきた。7月以降の景気がどうなるか正念場だが、米国で新型コロナの2次感染が広がっていることは懸念すべきだ」と指摘。需給面では「日本も米国もともにSQに向けての買い戻しが一巡し、FOMCの発表が利益確定のきっかけにもなった」と言う。

  取引開始とともに金融株中心に売りが膨らみ、新型コロナ感染懸念も加わって午後は先物主導で一段安となった。しんきんアセットマネジメントの藤原直樹運用部長は「FOMC自体には大きなサプライズはなかった」としながらも、「金融緩和が長引くというメッセージがあったので、金融株にとってはネガティブに働いた」と語る。日本株はこのところ大きく上がっていたとし、FOMCと円高をきっかけに「そろそろいったん調整」とみる。

  ピクテ投信の松元氏は「現状の株価はやや買われ過ぎ」とみる。この日のTOPIXと日経平均は5月1日以来の下落率となった。ただ、「景気がいつ回復するか見通せない状況ではなくなり、厳しい下げの懸念も後退している。日経平均が2万円を割り込むような大きなショックのリスクも後退している」と予想する。

  • 東証33業種では海運や空運、鉱業、保険、鉄鋼、不動産、銀行、輸送用機器が下落率上位
  • その他製品のみ上昇
3日続落

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June 11, 2020 at 05:47AM
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