中国生産者物価の下落幅が5月に拡大した。消費者物価の上昇率も鈍化しており、まだインフレ圧力を生み出せるほど景気回復が力強くないことが示された。
国家統計局が10日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇。予想中央値は2.7%上昇だった。4月は3.3%上昇していた。
5月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比3.7%低下。4月は3.1%低下だった。
CPIの主要項目である豚肉価格は5月に約82%上昇と、前月の97%上昇から伸びが鈍った。全体の食品価格は10.6%上昇した。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は1.1%と、4月と同水準。
コメルツ銀行の周浩エコノミスト(シンガポール在勤)は「CPIのディスインフレは極めて急速だ」と指摘。この傾向が続いた場合、恐らく7ー9月(第3四半期)末までに「CPIはデフレに転じるだろう」との見方を示した。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の中国担当チーフエコノミスト、楊宇霆氏(香港在勤)は「中国の需給ギャップは引き続きマイナスだ。PPIがプラスに転じるにはもうしばらく時間がかかるだろう」と分析した。
原題: China’s Factory Deflation Deepened in May Amid Slow Recovery (1)(抜粋)
(4段落目以降に詳細や市場関係者のコメントを追加して更新します)
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June 10, 2020 at 09:18AM
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