仮想通貨ビットコイン(BTC)の半減期まで約8週間。マイナーに報酬として与えられる新たなビットコインが半減するためにビットコイン価格にとってプラス圧力になると考えられているが、世界的な株式市場の混乱とともにビットコインは低迷が続いている。3月11日に再び8000ドルを下回った。
新型コロナウイルスの収束が見えない中、ビットコインは他のマーケット動向に振り回され続けるのだろうか?コインメトリックスは、3月10日のニュースレターの中で、結局、ビットコインと伝統的な経済指数との間には相関関係は見られないと結論づけた。
(出典:Coin360 日本時間3月11日18時30分時点)
伝統的な資産VSビットコイン
最近の世界同時株安でリスクオフムードが流れる中、金(ゴールド)は7年ぶりの高値をつけて安全資産として機能できることを証明した。一方、ビットコインは低迷し、安全資産なのか疑問視する声が出ている。
過去のリスクオフの時にビットコインがどのように動いたかについて、コインメトリックスが下記のようにまとめた。
(出典:CoinMetrics「マーケットのストレスが高まった日とビットコインのパフォーマンス」)
リスク資産の代表格である米株価指数S&P500は、歴史的なリスクオフの時よりビットコインより激しく下落する傾向がある。ビットコインが誕生してからS&P500のワーストパフォーマンス20日のうち、S&P500は平均3.77%下落。一方、ビットコインは0.78%のマイナスだった。
また、投資家の不安心理を示すVIX指数(別名 恐怖指数)が最も上昇した20日で見ると、VIX指数は平均44.6%上昇した一方、ビットコインは0.10%の上昇にとどまった。
さらに米10年債の利回りでみると、10年債の平均利回りが0.156ポイント下がる一方でビットコインは2.77%上昇。米10年債はリスクオフの環境になると安全資産として購入されることから、価格が上昇する一方で利回りは低下する。
この結果を受けてコインメトリックスは、他のリスク指数とビットコインの相関関係について「結論は出せない」と分析。最近はビットコインと伝統的な金融市場の相関関係が上がってきているようだとしつつも、「ビットコインが資産クラスとして未成熟であることから相関関係が欠乏しているのだろう」と結論づけた。
ビットコインはリスク資産なのか安全資産なのか。経済的な危機に直面する中でたびたび議論になるが、 現在のところは相変わらずビットコインは我が道を進んでおり、伝統的な金融市場との比較で予想を立てることは難しいということかもしれない。
本日、英国の中央銀行であるイングランド銀行が緊急で5%の利下げを実施したが、ビットコイン相場には影響が出ていないようだ。
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March 11, 2020 at 05:21PM
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