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新型ウイルス懸念じわり-株反落、外為市場はリスク回避の円買い - ブルームバーグ

Employees work at the Tokyo Stock Exchange.

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

見直しムードが弱まっている。26日の東京株式市場で、前日まで続伸していた株価指数は上げが一服。日経平均株価は反落し、下落率は一時4%を超えた。国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する警戒もある。外国為替市場ではリスク回避の円買いが優勢だ。

  • TOPIXは前日比15.28ポイント(1.1%)安の1409.34-午後1時41分時点
  • 日経平均株価は同608円07銭(3.1%)安の1万8938円56銭
  • ドル・円相場は午後1時40分現在、0.4%安の1ドル=110円73銭
  • 長国先物6月物は一段高、長期金利は0.005%に低下-40年入札結果を好感

〈きょうのポイント〉

  • 日本時間26日午後、米上院は2兆ドル(約220兆円)規模の歴史的な景気刺激法案を 可決
  • 25日の米ナスダック総合指数は取引終了にかけて失速、下落で終える
  • 東京都:今週末の不要不急の外出自粛 要請ー1日で最多の41人感染で感染爆発の重大局面に

  東京都では新たに41人の新型コロナウイルス感染が前日に確認された。1日ベースの発表数としては最多になり、小池百合子知事は今週末は不要不急の外出を控えるよう都民に 要請した。野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「東京で感染者数の増加が加速し続けるならサービスや飲食など消費への影響が大きくなる」と指摘した。

  午後の日経平均は下げ渋り。下落率が3%以下になる場面があった。日本時間26日午後、米上院は2兆ドル(約220兆円)規模の歴史的な景気刺激法案を 可決。売り圧力が和らいでいる。

日経平均とドル円、長期国債先物の値動き(26日)

  外国為替市場のドル・円相場は午後1時40分現在、0.4%安の1ドル=110円73銭。早朝の111円30銭を高値に一時110円46銭まで下落した。日本株反落などのリスク回避の動きや国内勢の年度末に向けた円需要を背景にドル売り・円買いが優勢となっている半面、レバレッジファンド勢による持ち高解消が相場の戻す一因にあったとみられている。

  国内債券相場は上げ幅を拡大。長期国債先物6月物は朝方に29銭安の151円62銭まで下落したが、その後は日本株の大幅下落を受けて反発に転じて、152円台に乗せた。午後に入ると40年債入札結果が順調だったことを受けて、152円台後半まで水準を切り上げている。長期金利は0.5ベーシスポイント(bp)高い0.035%で始まった後、徐々に水準を切り下げ、0.005%に低下している。

  野村証券の中島武信シニア金利ストラテジストは、債券が午後に一段高となっていることについて、40年債入札の結果が予想対比でかなり強かったことを好感していると分析。「日銀の流動性供給でレポ市場が落ち着いていることも債券相場の支援材料となっている」との見方も示した。

(最新の値動きや情報を加えて更新します)

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