東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台へ反発。新型肺炎に対する過度の懸念が一服し、日本株や中国株の持ち直しを背景に、リスク回避の巻き戻しに伴う円売りが優勢となった。
- ドル・円相場は午後3時5分現在、前日比0.2%高の110円05銭。前日のニューヨーク市場で109円76銭と約1週間ぶり安値を付けた後、東京市場では一時110円10銭まで上昇
- ユーロ・ドルはほぼ横ばいの1ユーロ=1.1086ドル
市場関係者の見方
FXプライムbyGMOの上田真理人常務取締役
- 新型コロナウイルスへの懸念が薄らいだわけではないが、日本株がプラスに転じ、相場に対する影響が小さいということで、少し円の売り戻しになっている
- ただ、安心してドル・円や株を買おうという雰囲気にはならない
三菱UFJ銀行の平井邦行上席調査役(ニューヨーク在勤)
- 新型ウイルスに関しては、先行きが不透明。状況を見守りながらとなるので、コンビクション・セル(確信を持った売り)のような動きにはならない
- ウイルス対策で楽観的なニュースが出れば、ドル・円はまた上がると思うが、いったんは110円台は重くなるだろう
あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長
- 新型ウイルスについてはSARS(重症急性呼吸器症候群)を連想して警戒する向きもあるが、現時点ではそれほどドル・円が下抜けするような材料にはなっていない
- 109円70-80銭はこれまでレジスタンスだったところなので、一度止まりやすく買いが入ったかなというところ。当面は110円を挟んだような動きになりそう
背景
- 中国の 新型コロナウイルス死者、9人に増える-全国的な検査を開始
- 中国当局は22日の記者会見で、現時点では他者への感染力が極めて強い「スーパースプレッダー」が存在する証拠はないが、そうした患者が出る可能性を排除することはできないと説明
- 世界保健機関(WHO)は22日に緊急会合を開き、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言するかどうかを決定
- 22日の東京株式相場は反発し、日経平均株価は166円高で終了。米株価指数先物も上昇。中国株は中国当局の記者会見を受けてプラスに転換
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January 22, 2020 at 10:16AM
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ドル・円は110円台回復、新型肺炎への過度の懸念が一服-中国株反発 - ブルームバーグ
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