16日の米株式相場は上昇し、主要株価指数は最高値を更新した。米国と中国が部分的な貿易合意に達したことで、年末に向かう市場にとって主要リスクが後退するとの期待が広がった。米国債は下落。
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S&P500種株価指数はテクノロジーとヘルスケアを中心に上昇。米中の合意では、米国が関税率を一部引き下げ、中国は米農産物の購入を増やす見通しだが、多くの詳細がまだまとまっていない状況だ。ニューヨーク連銀管轄地区の 製造業景況指数は、6カ月先の見通しが5カ月ぶり高水準となった。
S&P500種は前週末比0.7%高い3191.45。ダウ工業株30種平均は100.51ドル(0.4%)高の28235.89ドル。ナスダック総合指数は0.9%上昇。ニューヨーク時間午後4時48分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.87%。
米中による「第1段階」の貿易合意発表に伴い、12月15日に予定されていた米国の対中追加関税発動は見送られた。この追加関税発動の見通しがこれまで、市場にとって大きな重しとなっていた。ただし、中国が米農産物の購入を増やすとする約束を履行する方法や、米国が9月導入の関税率を半減させるという約束をどの程度早期に実現できるのか、依然不透明なままだ。
キングスビュー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は「『良いニュース』が出てきた今、株式にとって次は何が起こるだろうか。投資家がクリスマスや新年の休暇に入る中、まずまずの出来高を伴うのは今週が最後となるだろう」と指摘。「薄商いは株が小動きになることも意味するため、投資家はよく眠って、甘い夢を見て、非常に良い1年を終えることができるはずだ」と述べた。
ニューヨーク原油先物相場は小幅続伸し、3カ月ぶり高値となった。米中が貿易合意の第1段階で合意したことで、世界的な燃料消費が支えられるとの楽観が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は14セント(0.2%)高の1バレル=60.21ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は、12セント高の65.34ドル。
ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。ドルの下落に加え、投資家が部分的な米中貿易合意を見極めようとする中、日中はもみ合いが続いた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%安の1オンス=1480.50ドルで終了。
原文: U.S. Stocks Start Week on Record-Setting Pace: Markets Wrap(抜粋)
Oil Stays Above $60 Mark on U.S.-China Trade Accord Optimism
PRECIOUS: Gold Swings, Palladium Rebounds as Markets Weigh Trade
(第4-5段落を追加し、更新します)
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December 17, 2019 at 04:39AM
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