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米ISM製造業指数:予想下回る、4カ月連続の活動縮小示す - ブルームバーグ

米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業総合景況指数は市場予想を下回り、製造業活動が4カ月連続で縮小したことを示した。受注動向が鈍く、生産水準が低いことが背景にある。

キーポイント
  • ISM製造業総合景況指数は48.1に低下-エコノミスト予想レンジの下限近く
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は49.2
    • 前月は48.3
  • 同指数は50を下回ると、製造業活動の縮小を示す
  • 新規受注指数は47.2に低下、今の景気拡大が始まって以降の最低水準に並ぶ
November U.S. factory activity remained in doldrums as orders weakened

  アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏はリポートで、「製造業セクターの弱さを示すこの指標は2015-16年と似たような状況を思い起こさせる。その際はドルが強く、世界経済が軟調で、本格的な景気下降というよりも製造業セクターのミニリセッションにつながった」と記述。「全体的なトーンは弱いが、崖から落ちるというよりも泥の中を進む感じだ」と指摘した。

インサイト

  • 製造業活動はもはや急激に沈んではいないが、企業投資の削減や世界的な需要の低調、くすぶり続ける米中貿易戦争という環境下で、なおも回復の勢いを欠いている
  • これと別にマークイット・エコノミクスが発表した米11月製造業購買担当者指数(PMI)改定値は52.6に上昇、活動拡大を示す
    • 7カ月ぶり高水準。ISMの製造業総合景況指数と対照をなす
  • 18業界のうち、木材製品や家具、繊維、金属製品など13業界が活動の縮小を報告-ISM発表文
  • 雇用指数は低下。受注残指数は2016年1月以来の低水準
  • 生産指数は6月以降で初めて上昇したものの、4カ月連続で活動縮小を示唆

詳細

  • 輸出指数は47.9に低下-前月には4カ月ぶりに上昇していた
  • 輸入指数も活動縮小を示唆
  • 入荷遅延指数は52.0と、50を上回った唯一のサブ指数
  • 仕入価格指数は6カ月連続で50を下回り、需要の弱さがインフレを抑制していることを示唆
  • 統計の詳細は表をご覧ください

原題: U.S. Factories Extend Contraction as Index Misses Forecasts (2)(抜粋)

U.S. Factories Extend Contraction as Index Misses Forecasts (3)

(統計の詳細を追加します)

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