
1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落し、前日比851円60銭(4.50%)安の1万8065円41銭で終えた。新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動の停滞が長期化するとの警戒感が強まるなか、米株価指数先物が大幅安となり、後場に海外投資家による売りが強まった。日経平均の下げ幅は一時1000円を超え、節目の1万8000円を下回る場面があった。
日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス8と7年ぶりにマイナスに転落した。東京でのロックダウン(都市封鎖)の可能性が市場で取り沙汰されるなか、米株価指数先物が急落。米ダウ工業株30種平均先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ工業株30種平均先物」の6月物の下げ幅は東京市場の取引時間中で一時600ドルを超えた。
「米国で新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、投資家の警戒感が強まっている」(大和証券の石黒英之シニアストラテジスト)という。日銀によるETF(上場投資信託)買いの思惑が下値を支える場面もあったが、薄商いのなかで後場に入り海外投資家による先物売りが膨らみ株安に拍車を掛けた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7205億円。売買高は16億6142万株だった。
JPX日経インデックス400は大幅に3日続落。終値は前日比468.42ポイント(3.73%)安の1万2104.76だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続落し、51.96ポイント(3.70%)安の1351.08で終えた。
東証1部の値下がり銘柄数は2056と全体の約95%を占めた。値上がりは100、変わらずは10銘柄だった。
リクルートとANAHD、川重が大幅安。日ハムや日清粉G、花王が安い。一方、NECや任天堂が堅調。三井不と郵船が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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April 01, 2020 at 01:37PM
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東証大引け 大幅続落、下げ幅一時1000円超 米先物売り、経済活動停滞の警戒続く - 日本経済新聞
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