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東証大引け 小幅反発 売買代金は3カ月半ぶり低水準 - 日本経済新聞

23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら4営業日ぶりに反発し、前週末比4円48銭(0.02%)高の2万3821円11銭で終えた。前週末の米株高の流れを引き継いだ。海外勢を中心にクリスマス休暇に入った投資家が多く、買い一巡後は利益確定売りで下げに転じる場面もあった。東証1部の売買代金は概算で1兆4998億円と9月3日以来約3カ月半ぶりの低水準だった。

JPX日経インデックス400は4日続落。終値は前週末比21.21ポイント(0.14%)安の1万5459.98だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続落し、3.65ポイント(0.21%)安の1729.42で終えた。

東証1部の売買高は9億5578万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は586と、全体の3割弱にとどまった。値下がりは1486、変わらずは86銘柄だった。

東証1部の売買高加重平均価格(VWAP)は前週末に比べて243円81銭低下し、1569円26銭となった。11月18日以来、およそ1カ月ぶりの低水準。ZHDなど、相対的に低位株の商いが多かったことが影響した。

従業員による買収(エンプロイー・バイアウト=EBO)により株式を非公開化すると発表したユニゾHDが年初来高値を更新した。第一三共小野薬アステラスなど医薬品株の上げが目立った。イオンOLC資生堂も買われた。一方、SUBARUいすゞ日産自など自動車株が安い。住友鉱国際石開帝石の下げも目立った。

23日に東証2部に新規上場したカクヤスは公募・売り出し価格(公開価格、1600円)を266円(16.6%)上回る1866円で初値を付け、終値は1835円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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