日本は10月の米国債保有残高で外国勢首位を維持し、2位中国との差は拡大した。日本の保有残高は2015年以降で2番目の規模に回復する一方、中国の保有はほぼ横ばいだった。
米財務省が16日に公表したデータによれば、日本の保有残高は1兆1700億ドル(約128兆円)と、前月の1兆1500億ドルから増加した。中国は1兆1000億ドルで、17年4月以来の低水準。
日本は6月に中国を抜いて、米国を除く外国勢最大の米国債保有国となっていた。
日本の米国債保有が過去1年に増加した背景には、利回りがマイナス圏にある債券の世界的増加があり、10月末時点でこうした債券の総額は13兆ドル超。米国債利回りは先進国の国債の中で高水準であるため、海外投資家の一部にとって投資妙味が増している。
外国勢の米国債保有総額は9月に月間ベースで17年以来最大の落ち込みを記録したが、10月はほぼ横ばいだった。
原題: Japan Widens Lead on China as Top Foreign Treasuries Holder (1)(抜粋)
(外国勢の米国債保有総額やチャートを追加して更新します)
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December 17, 2019 at 04:55AM
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日本の米国債保有残高、10月も外国勢首位維持-中国との差拡大 - ブルームバーグ
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