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債券上昇、40年入札順調で超長期債中心に買い優勢-利回りフラット化 - ブルームバーグ

債券相場は上昇。この日に実施された40年利付国債入札が順調な結果となったことを受けて、超長期ゾーンを中心に買いが優勢となり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 長期国債先物12月物の終値は11銭高の153円32銭。40年入札結果を好感して水準を切り上げ、一時は153円34銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.10%
  • 残存の長いゾーンの利回り低下が目立つ。新発40年債利回りは3bp低い0.44%、新発30年債利回りは2.5bp低い0.410%、新発20年債利回りは2bp低い0.255%

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 40年債の入札が好調で利回りはブルフラット化している
  • 昨日は40年債発行増額の報道で利回りが上昇したが、増額が2カ月に一回1000億円程度なら需給にそれほど影響はない
  • 超長期債は潜在的な需要があり、投資家がたんたんと買う流れに変わりはない

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 今回の入札は増発観測が出ていることもあってやや慎重な予想が多かった印象だが、しっかりした結果となり、あらためて需要の強さが確認された格好
  • 入札後に30年債や40年債の利回りが大幅に低下したが、ここまでの展開を予想している向きはなかったとみられ、意外感もある
  • 昨年1月の40年入札後の状況と似ている感じで、今後40年債が売りにくくなる可能性もある
新発40年物国債利回りの日中取引推移

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.46%と、ブルームバーグがまとめた市場の予想中央値0.48%を下回る強い結果
  • 応札倍率は前回の2.69倍を上回る3.50倍
  • 備考:40年利付国債の過去の入札結果 (表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
-0.190% -0.200% -0.100% 0.255% 0.410% 0.440%
前日比 横ばい -0.5bp -1.0bp -2.0bp -2.5bp -3.0bp

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