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NY円、横ばい 1ドル=106円15~25銭、米株安で円買いも上値重く - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいとなり、前日と同じ1ドル=106円15~25銭で取引を終えた。米株式相場が大幅に下落し、低リスク通貨とされる円の買いが優勢になった。ただ、4日に8月の米雇用統計の発表を控え、円買い・ドル売りの持ち高を積み上げる動きは限られた。

米株式市場では上昇基調が続いていたハイテク株を中心に利益確定売りが膨らみ、ナスダック総合株価指数は5%安、ダウ工業株30種平均は3%安となった。米債券市場では相対的に安全資産とされる米国債が買われ、米長期金利が低下。日米金利差の縮小を受けた円買い・ドル売りも出た。

ただ、円の上値は限られた。米労働省が3日朝発表した週間の新規失業保険申請件数は88万1千件だった。市場予想(95万5千件)や前週(101万1千件)より少なく、米雇用回復の鈍化懸念がやや和らいだ。米株安を受け、流動性が高いドルもオーストラリアドルなど他通貨に対して上昇し、対円でのドル買いに波及した面もあった。

円の高値は106円00銭、安値は朝方に付けた106円55銭だった。

円は対ユーロで3日続伸し、前日比05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円80~90銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで小幅に3日続落し、前日比0.0005ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1845~55ドルで取引を終えた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が「欧州中央銀行(ECB)理事会の複数のメンバーはユーロ高がユーロ圏の経済回復を妨げるリスクを懸念している」と伝え、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。米株安を受け、リスク回避の際に上昇しやすいドルが買われたのも、ユーロ相場の重荷だった。

ただ、ユーロの下値は限られた。ユーロは1日に1.20ドル台を付けた後は売り圧力が強まり、3日の海外市場では1.17ドル台まで下落した。ニューヨーク市場では反動でユーロを買い戻す動きが広がったほか、米長期金利の低下による欧米金利差の縮小もユーロ買い・ドル売りにつながった。

ユーロの安値は1.1808ドル、高値は1.1865ドルだった。

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