10日の東京株式市場は、主力株を中心に広範囲に買い戻され日経平均は反発となりそうだ。前日の米国株市場では主要株価3指数がいずれも自律反発に転じ、NYダウは一時700ドルを超える急上昇を示す場面もあった。大引けにかけ伸び悩んだものの、ハイテク株中心に広範囲に値ごろ感からの押し目買いや買い戻しの動きが表面化している。これを受けて日本株も戻りを試す局面に移行しそうだ。ただ、明日にメジャーSQ算出を控えており、先物主導で需給思惑に左右されやすく、積極的に現物株を買う動きも見込みにくい。米国株急落場面で日本株の下げは相対的に浅かったこともあり、その分リバウンド局面でも上げ幅は限定的となる可能性がある。日経平均は2万3100~2万3300円程度で売り物をこなす展開が想定される。
9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比439ドル58セント高の2万7940ドル47セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同293.874ポイント高の1万1141.564だった。
日程面では、きょうは7月の機械受注統計、8月のオフィス空室率など。海外ではECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、8月の米卸売物価指数(PPI)、7月の米卸売在庫・売上高など。
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September 10, 2020 at 06:02AM
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10日の株式相場見通し=反発、米株高受けリバウンドも上値限定的か - minkabu PRESS
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