3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比218円38銭(0.94%)高の2万3465円53銭と2月20日以来、約6カ月半ぶりの高値で終えた。世界的に金融緩和が長期間続くとの見方を背景に2日の欧米株が大幅高となった流れを引き継いだ。上げ幅は一時300円を超えたが、個人投資家などの戻り売りが上値を抑えた。
日経平均は新型コロナウイルスの感染拡大で株価が世界的に急落する前の2月21日の水準(2万3386円)を回復した。
市場では「コロナ禍による経済の先行き不透明感から空売りしていた短期筋が買い戻しを迫られたが、新規の買いは乏しい」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)との声もあった。
JPX日経インデックス400は続伸。終値は前日比83.21ポイント(0.57%)高の1万4749.36だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、7.84ポイント(0.48%)高の1631.24で終えた。業種別TOPIXは証券商品先物、金属製品、化学などが上昇した。半面、水産・農林業、鉱業、海運業は下げた。
東証1部の売買代金は概算で1兆9362億円。売買高は10億2167万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1168銘柄、値下がりは898、変わらずは105銘柄だった。
次期自民党総裁として有力視されている菅義偉官房長官が、地方金融機関について「将来的には数が多過ぎる」と述べたことを受け、再編期待の高まりから福島銀など地銀株の一部が大きく上昇した。
8月の国内ユニクロ既存店売上高が好調だったファストリは3.6%高で日経平均を約80円押し上げた。2日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)指数が最高値を更新するなか、東エレク、信越化、スクリンといった半導体関連も買われた。半面、ヤマトHD、富士通、ソフトバンクグループ(SBG)は売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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September 03, 2020 at 01:28PM
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東証大引け コロナ急落前の水準を回復 欧米株高受け - 日本経済新聞
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