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☆今日の株式 反発か、米株高好感 半導体やアップル関連に注目 - 日本経済新聞

2日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。米景気の改善期待から前日の米株式相場が上昇し、日本株にも好感した買いが先行するだろう。半導体関連などのハイテク株を中心に上昇し、全体を押し上げしそうだ。半面、国内政治を巡る不透明感は上値を抑える公算が大きい。市場では日経平均は前日の終値(2万3138円)と比べて200円程度高い2万3300円程度への上昇を見込む声があった。

1日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は反発し、前日比215ドル61セント(0.8%)高の2万8645ドル66セントで終えた。米サプライマネジメント協会(ISM)がこの日発表した8月の米製造業景況感指数は56.0と、2018年11月以来の高水準となった。とくに「新規受注」が好調で米景気の先行きに対する安心感につながった。ナスダック総合株価指数や、主な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は最高値を更新した。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が講演で追加緩和の実施を示唆し、米長期金利が低下したのも半導体関連などのグロース(成長)株買いを促したようだ。

東京市場ではアップル関連に注目だ。アップルは今秋発売する次世代通信規格「5G」対応のスマホ「iPhone」について、「少なくとも7500万台以上は生産するよう部品メーカーに依頼した」と伝わった。コロナ禍でも堅調な需要見通しを示したのを好感した買いでアップル株は1日の米市場で上昇した。サービス事業の成長期待を背景にしたアップル株高にこのところついていけていなかった村田製太陽誘電などのアップル関連株の見直し買いにつながるかもしれない。

国内政治を巡っては菅義偉官房長官を安倍晋三首相(党総裁)の後継候補として有力視する向きが多い。菅氏はきょう夕方に出馬会見を開く予定。「同氏が後継なら安倍首相の政策を踏襲する可能性が高い」という見方が週明け以降の相場を下支えしてきたが、「コロナ禍からの景気回復を目指すうえで難しい政策運営となりそうで、安定政権となるかはまだ楽観できない」(国内証券のストラテジスト)という指摘もある。日本株の上値を積極的に追うムードは乏しい。

日本時間2日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。9月物は前日の清算値と比べ20円高い2万3180円で終えた。

きょうは8月の国内ユニクロ既存店売上高の発表がある。米国では8月の米ADP全米雇用リポート、日本時間3日未明には米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表もある。

〔日経QUICKニュース(NQN) 尾崎也弥〕

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September 02, 2020 at 04:52AM
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