アップルは16日、第8世代のiPadを発表した。9月18日発売で、ストレージは32GBと128GBを用意。Apple Store価格はWi-Fiモデルが34,800円(32GB)/44,800円(128GB)、Wi-Fi+Cellularモデルが49,800円から。カラーはシルバー、スペースグレー、ゴールド。
同日発表の新iPad Airと異なり、ホームボタン(Touch ID兼用)を引き続き搭載。接続端子もUSB-Cではなく、Lightningを採用する。外形寸法は250.6×174.1×7.5mm(縦×横×厚さ)で、従来モデルと同じ。重量はWi-Fiモデルが490g、Wi-Fi+Cellularモデルが495g。
2,160×1,620ドット(264ppi)のIPS液晶を採用したRetinaディスプレイを搭載。輝度は500nits。
64bitアーキテクチャの高速なA12 Bionicチップを搭載。CPUパフォーマンスは従来と比べ40%高速に、グラフィックス性能も2倍になるなど、パフォーマンスが飛躍的に向上。ゲームやARアプリでの人物のオクルージョンやモーショントラッキング、写真編集、Siriのパフォーマンスなども向上するという。
カメラは800万画素の裏面照射センサーを搭載。絞りはF2.4。動画撮影は1080/30pや、720p/120fpsのスローモーション撮影、タイムラプスなどに対応する。120万画素のFaceTime HDカメラも搭載。ステレオスピーカーやデュアルマイクを内蔵する。
Apple Pencil(第1世代)に対応。iPad上で自由に文字を書いたり、絵を描くことができる。書類への署名や、注釈の記載も可能。iPadOS 14を採用する事で、Apple Pencilを使った、より快適なメモや、手書きメモが可能。ジェスチャー機能で、入力した文字をテキストとして簡単に選択し、切り取り、別のドキュメントに貼り付けることも可能。図形などを描き、Notesに図やイラストとして配置する事もできる。
A12 Bionicチップのパワーを生かし、ゲームも快適にプレイ可能。Bluetoothに対応するXboxワイヤレスコントローラーや、PlayStationのDUALSHOCKコントローラー、MFiゲームコントローラーとのペアリングにも対応する。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)をサポート。Bluetooth 4.2にも対応する。Wi-Fi+Cellularモデルはnano-SIM(Apple SIM)、eSIMに対応。
全モデル、デジタルコンパス、Wi-Fi、iBeaconマイクロロケーションを使った位置情報取得が可能。Wi-Fi+CellularモデルにはGPS/GNSSセンサーも搭載。いずれのモデルも3軸ジャイロ、加速度センサー、気圧計、環境光センサーを備える。
内蔵バッテリーでの動作時間はWi-Fiインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生が最大10時間。Wi-Fi+Cellularモデルで、携帯電話データネットワークでのインターネット利用では最大9時間。
周辺機器としてフルサイズのSmart Keyboardも利用可能。
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September 16, 2020 at 02:47AM
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第8世代iPad、34,800円から。A12 Bionicチップ搭載 - AV Watch
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