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今日の株式見通し=反発後もみあい、安倍首相の会見を控え様子見ムード - ロイター (Reuters Japan)

[東京 28日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が想定されている。オーバーナイトの米国株式市場はまちまち。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の新たな戦略として平均インフレ目標を導入したことを受け、米国債利回りは上昇した。金利動向に敏感な金融株が買われ、東京市場も同様の流れを引き継ぐとされている。ただ、本日午後5時に予定されている安倍晋三首相の記者会見を控え、買い一巡後は様子見ムードが強まり、もみあう展開になるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万3100円─2万3300円。

27日の米国株式市場は、ダウ工業株30種.DJIが160ドル値上がりしたほか、S&P総合500種指数.SPXも小幅上昇、ナスダック総合指数.IXICは軟調だった。FRBが平均インフレ目標を導入したことが好感され、金利動向に敏感な金融株が買われた。

パウエル議長は国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で、「広範かつ包括的」な雇用に重点を置くとともに、物価よりも雇用を重視し、最大雇用の確保に努めると表明。低インフレ期間を相殺するため、2%を超えるインフレ期間を容認し、インフレ率が長期的に平均2%となるよう目指す考えを示した。

現在のドル/円は106.60円台と、前日午後3時時点の106.00円台と比べて円安水準。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値が2万3215円、大阪取引所が夜間終値は2万3220円と、いずれも前日の現物終値を小幅に上回っている。日経平均は同水準を意識して小幅反発スタートとなった後は、もみあいの展開となるとみられている。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「安倍首相の記者会見への注目度は高い。記者会見の内容をみるまでは積極的に動けないので、様子見ムードに支配される1日となるだろう」との見方を示す。「バリュー株を買う動きは日本でもみられると思われる。ただ、為替は円安基調にはなっているものの、ここ数日間は不安定な動きが続いているなど、積極的に買える材料は少ない。もみあいとなるだろう」(同)という。

安倍首相はきょう午後5時から記者会見を開く。焦点は自身の体調に関する説明。今回2週連続で病院を訪問したことで、様々な観測が広がっており、与野党でも会見への注目が高まっている。首相は第一次政権時の2007年、持病の潰瘍性大腸炎が悪化して退陣している。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      23208.86 24115.95 16358.19

-82.00 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物9月限 23215(円建て)

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August 28, 2020 at 05:59AM
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