21日の米株式相場は続伸。ハイテク株を中心に買いが入った。経済指標が堅調だったため、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に端を発したリセッション(景気後退)からの回復が続いているとの楽観が強まった。米国債相場とドルも上昇した。
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S&P500種株価指数は週間ベースで4週連続高と、今年に入って最長の上昇局面となった。薄商いの中を落ち着いた動きとなっており、S&P500種は21営業日にわたり1%を超える下落を記録していない。24日に実施される1対4の株式分割を前にアップルは上昇。売上高見通しを引き上げた農業機械最大手のディアも高い。7月の中古住宅販売件数が前月比での伸びが過去最大となったことを受け、住宅建設株も上昇した。
S&P500種株価指数は前日比0.3%高の3397.16。ダウ工業株30種平均は190.60ドル(0.7%)高の27930.33ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時35分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.63%。
ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼マルチアセット・ポートフォリオ・ストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は「数カ月、ウイルスが怖がられ、事態を複雑にした後、景気回復の最初の兆候が表れた」と指摘。「投資家は現在、市場を見ながら回復の度合いを測ろうとしている」と述べた。
外国為替市場ではドルが上昇。米企業活動を示す指標が約1年ぶりの高水準となったことが買いを誘った。ユーロ圏の経済指標が弱い内容となったことに加え、利益確定の売りが出たことからユーロは安い。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円では0.1%未満高い1ドル=105円83銭。ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=1.1796ドル。
ニューヨーク原油先物相場は続落。新型コロナの感染が新たに拡大している ユーロ圏で、景気回復ペースに失速の兆しが出てきたほか、日本のサービス業購買担当者指数(PMI)も低下し、活動縮小を示唆した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は、前日比48セント(1.1%)下げて1バレル=42.34ドルで終了。週間ベースでの上昇は1%弱に縮小した。ロンドンICEの北海ブレント10月限は、55セント安い44.35ドル。
ニューヨーク金スポット価格は反落。週間ベースでは6月以来で初の2週連続安。予想より強い米経済指標にドルが支えられ、代替資産としての金需要が低下した。
ニューヨーク時間午後2時2分現在、金スポット価格は前日比0.4%安い1オンス=1938.86ドル。一方で先物相場はわずかに反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比で50セント(0.1%未満)高い1オンス=1947.00ドルで終了した。
原題: Stocks Extend Weekly Advance After Economic Data: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Advances Amid Profit-Taking in Euro, Pound: Inside G-10
Oil Pares Weekly Gain in Wake of Sluggish Global Economies
PRECIOUS: Gold Drops With Dollar Rebounding After Economic Data
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August 22, 2020 at 04:04AM
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