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日経平均、米株高が支えに(先読み株式相場) - 日本経済新聞

7日の日経平均株価は一進一退の展開となりそうだ。前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が大幅高となり、ナスダック総合株価指数は3日連続で最高値を更新した。米株高が投資家心理を支えるだろう。半面、日経平均は6日に急伸したため利益確定目的の売りが出て、前日終値(2万2714円)挟みの展開が続きそう。取引時間中は前日に大幅高となった中国株式相場をにらんだ動きになるだろう。

前日のダウ工業株30種平均は前営業日比459ドル高の2万6287ドルで終えた。6日の中国・上海総合指数が5.7%高と急伸し、2年5カ月ぶりの高値を付けた。中国株高を追い風に欧州株も買われ、米国株にも波及した。米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が過去最大の改善幅になり、米景気回復の期待が高まった面も大きい。

米市場では半導体大手のザイリンクスや半導体製造装置のアプライドマテリアルズが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を付けた。東京市場でもハイテク株高の流れを受け、東京エレクトロンSCREENホールディングスに買いが入りそうだ。

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は6日に8%超低下し、21.5と2月21日以来の低水準で終えた。相場変動率の低下で「(変動率に応じて持ち高を調整する)リスクパリティ戦略をとるファンドが株の保有比率を徐々に増やすとの期待が支えになる」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。

もっとも大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月物は前日の清算値を20円下回る2万2630円と、小幅安で終えた。欧米株高の起点となった中国株高は6日の東京市場で織り込み済みとの見方がある。中国株の上昇が続かない限り、持ち高調整や利益確定目的の売りが上値を抑えそうだ。

厚生労働省は5月の毎月勤労統計を公表する。総務省は5月の家計調査を発表する。2人以上世帯の実質消費支出の市場予想の中央値は前年同月比12.2%減と、落ち込みが続くとみられる。システム開発のブランディングエンジニア(Bエンジニア、7352)が東証マザーズ市場に新規上場する。韓国サムスン電子が4~6月期決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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