Search

日経平均、ハイテク株に買いか(先読み株式相場) - 日本経済新聞

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。前日の米株式市場で主要ハイテク株が反発した流れを引き継ぎ、国内でもハイテク株を中心に買いが入り相場を押し上げそうだ。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展期待を受け、景気敏感株も底堅く推移しそうだ。大引け後に主要企業の決算発表があり、様子見姿勢が広がる可能性もある。上値メドとしては2万2800円程度が見込まれる。

27日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比114ドル(0.43%)高の2万6584ドルで終えた。米政府による追加の経済対策への期待や新型コロナのワクチン開発の進展を背景に買いが優勢だった。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1.67%高と大幅に上昇した。アナリストの目標株価引き上げもあり、30日に決算発表を控えるアップルが上昇。同日に決算を発表するアマゾン・ドット・コムやアルファベット、フェイスブックも上昇した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も3%と大きく上昇した。東京株式市場でもハイテク関連株が物色されそうだ。

米バイオ製薬のモデルナは27日、ワクチン開発に向けた臨床試験(治験)の最終段階に入ったと発表した。同日から3万人規模の大規模な治験を実施する。ファイザーも独バイオ企業と共同開発するワクチンの3万人規模の治験を近く始めるもようだ。ワクチンの実用化による世界経済の正常化期待で、東京株式市場でも景気敏感株が買われる可能性もある。

米共和党が米国時間27日夕に1兆ドル規模の景気支援策を発表する見通しと伝わった。失業給付の増額の部分的な継続や、家計への現金給付などが含まれるという。東京時間28日の朝方にも発表される見込みで、内容次第ではあるが「財政の崖」の回避に向けて一歩進展する点は市場で評価されそうだ。

きょうは国内でHOYA、信越化ファナックオムロン東エレク日産自キヤノンなどの決算が発表される。米国でも、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)をはじめ、スリーエム(3M)、ファイザー、ビザなどの注目度の高い決算が相次ぐ。日経平均株価の構成銘柄からソニーFHを除外し、日本取引所を補充すると発表されている。入れ替えは29日で、きょうの大引けにかけてソニーFH売り、日本取引所買いのリバランスが発生する可能性がある。

〔日経QUICKニュース(NQN) 大沢一将〕

Let's block ads! (Why?)



ビジネス - 最新 - Google ニュース
July 28, 2020 at 05:10AM
https://ift.tt/3f1snIx

日経平均、ハイテク株に買いか(先読み株式相場) - 日本経済新聞
ビジネス - 最新 - Google ニュース
https://ift.tt/2Q4ENIK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "日経平均、ハイテク株に買いか(先読み株式相場) - 日本経済新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.