楽天は3日、NECと次世代通信規格「5G」分野で協業を拡大すると発表した。クラウドを使って運用コストを抑えられる基地局向け無線アンテナに加え、ネットワーク上で通信速度などをきめ細かく制御できる交換設備の技術開発にも着手。構築したシステムを海外の通信会社などに販売していく方針だ。
楽天は4月に本格参入した携帯事業で、クラウドを使った「仮想化」と呼ぶ技術を世界で初めて通信ネットワークに全面採用している。クラウドを利用することでサーバーのコストを下げ初期投資を抑える狙いがあり、5Gでも同様の仕組みの採用を目指している。
両社はデータセンターの交換設備で技術開発を進める。利用者が望む通信の速度や、遅延の少なさなど利用形態に応じた制御が可能になるという。2021年中の導入を目指す。NECとはこれまで基地局向け無線アンテナの共同開発や運用面で協業してきた。
海外の通信会社や外国政府からも今回の取り組みに関心が寄せられているという。三木谷浩史会長兼社長は同日オンラインで実施した記者会見で「日本企業の2社がグローバルの通信業界に挑戦し、日本品質のプラットフォームを提供できる」と自信を示した。
楽天は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で6月に予定していた5Gサービスの開始時期を3カ月延期すると発表していた。
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楽天・NEC、「5G」システム開発 海外にも展開 - 日本経済新聞
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