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日本株は大幅安、米感染第2波懸念で景気期待揺らぐー円高、債券上昇 - ブルームバーグ

Pedestrians wearing face masks walk past an electric quotation board displaying the numbers of the Nikkei 225 Index on the Tokyo Stock Exchange in Tokyo on June 11, 2020.

Photographer: PHILIP FONG/AFP

新型コロナウイルス感染第2波の発生が米国で懸念され、一段と投資家心理を冷え込ませている。12日の日本株は米国株急落を受けて大幅に続落して始まった。リスクオフから為替市場では円買いが進行、債券相場は上昇している。

  • TOPIXは前日比37.67ポイント(2.4%)安の1551.25-午前9時4分現在
  • 日経平均株価は544円56銭(2.4%)安の2万1928円35銭
  • ドル・円相場は106円83銭付近
  • 長期国債先物6月物は前日比7銭高の152円24銭で取引を開始

  米国の一部の州で新型コロナウイルス感染の第2波到来が懸念される中、フロリダ州では11日、感染者数の増加率はこの1週間の平均である2%を上回った。

  みずほ証券の倉持靖彦氏は「4月下旬あたりの早くから経済活動を再開した米南部の州ではこの数日の新規感染者数の増加が大きくなっている。活動再開で3密が発生しやすくなったと推測される」と述べた。米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了し、次の大型経済政策はやや先だとし、「経済活動再開は市場コンセンサスとなり、テクニカル的には過熱感。スピード調整はいつ来ても不思議ではなかった」とみる。

大幅続落で始まる

為替、債券

  東京外国為替市場のドル・円相場は、午前9時4分現在、前日比0.04%安の106円83銭付近。大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジストは、米株価の大幅な下げを受けたリスクオフでドルと円がともに強い中で円買いの方がやや優勢となり、東京時間では106円50銭ー107円20銭程度で推移するだろうとの見方を示した。

  国内債券相場は上昇スタート。長期国債先物6月物は前日比7銭高の152円24銭で取引を開始した。長期金利はマイナス0.005%と、2週間ぶりにマイナス圏に低下している。前日の米国市場で米長期金利が大幅に低下したことに加えて、日本銀行が実施する国債買い入れオペで中長期ゾーンの現物債需給が一段と引き締まるとの観測から買いが優勢だ。

〈きょうのポイント〉

  • 米国株は 急落、米ダウ工業株30種平均は7%安-旅行関連中心に売り
    • 米10年債利回りは0.67%に低下-6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下
    • きょうのドル・円相場は1ドル=106円80銭前後で推移、前日の日本株終値時点は107円15銭
  • 米フロリダ州で11日に新型コロナの 感染加速
  • ムニューシン米財務長官、経済の再閉鎖に 否定的-感染第2波起きても

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