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ドル・円は107円半ば、米中対立懸念のドル買いと円買いで動き出ず - ブルームバーグ

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台半ばで推移。米中対立の激化懸念が強まる中、リスク回避に伴うドル買いと円買いに挟まれ、相場は方向感の出にくい展開が続いた。

  • ドル・円は午後4時13分現在、前日比横ばいの107円54銭。一時107円37銭まで軟化し、仲値公示にかけて107円61銭まで戻した後はもみ合い
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%高。前日の0.9%安から反発
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)は反落。オーストラリア・ドルは対円で一時0.5%安の1豪ドル=71円22銭
107円台での推移変わらず

市場関係者の見方

外為ドットコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • あすが最終日の中国の全人代(全国人民代表大会)では国家安全法の成立がほぼ間違いなく、米中の対立がさらに深まるのではないかと市場は懸念している
  • もっとも、ドル・円は108円に近づけばドル売りの方が強まりやすく、106円の方に近付けば円売りの方が強まりやすく、リスクオン・オフが材料ではこのレンジは抜けられないだろう

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • 経済活動の再開やワクチン期待によるリスクオンに達成感がある中で、焦点が米中対立にシフト
  • クロス円中心に下げ圧力が増す中で、ドル・円にも下押し圧力が加わりそうだが、ドルと円がリスクオン、オフで同じ方向に動きやすい状況も変わらない

背景

  • トランプ米大統領は、中国に対して講じられる「非常に興味深い」措置を週内に発表する意向
  • トランプ政権は中国による香港国家安全法の制定の動きを巡り、中国の当局者・企業・金融機関へのさまざまな 制裁措置を検討していると関係者
  • 中国の全人代は28日午後に香港の統制を強化する「国家安全法」の導入巡り採決を行う
  • 香港では中国政府による統制強化の動きに反対する抗議活動が中心街で行われ、警察が警告の催涙弾を放った
  • 26日の米国株は米中懸念から取引終盤に上げ幅を縮小。27日のアジア市場では香港株や中国株が下落。
  • 中国人民元はオンショア、オフショア共に対ドルで昨年9月以来の安値へ下落

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May 27, 2020 at 10:13AM
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