新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国的にマスク不足が続く中、浜松市中区の神明町から田町に軒を連ねる「ゆりの木通り商店街」で、呉服店など９店舗がマスクの製作・販売を一斉に行う取り組みが始まった。関係者は「それぞれの店の特色や、技術を生かし、少しでも助けになれば」と話す。
「ファッションきもの いしばし」は呉服店ならではの強みを生かし、浜松注染そめ、絞り染め、遠州木綿などの生地でマスクをこしらえた。ガーゼや麻などの素材を使ったマスクもそろえている。
インテリア用品を取り扱う「カスミヤ」では、店主の織田里香さん（５９）らがインテリアの修繕で培った技術力を生かして準備した手作り立体マスクを店頭に並べた。
マスクの入手が困難になる中で「何かできることはないか」と商店街有志でつくる「手作り品バザール実行委員会」のメンバーが企画し、協力を呼び掛けた。実行委の和田帆乃花さん（２４）は「これが今、私たちの商店街にできること。必要としている人のもとに届いてほしい」と話す。
参加店舗は同商店街ホームページ内のブログで確認できる。買い占め防止のため、購入には数量制限を設けている。
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April 19, 2020 at 07:06AM
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手製マスクどうぞ 浜松ゆりの木通り商店街、９店舗が製造・販売｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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