2020年04月11日09時28分
２０カ国・地域（Ｇ２０）エネルギー担当相のテレビ会合に参加する梶山弘志経済産業相（左）＝１０日午後、東京都千代田区（経産省提供）
新型コロナウイルス感染拡大を受けた原油市場の安定策を協議するため、日米欧や中国など２０カ国・地域（Ｇ２０）のエネルギー担当相が開いた緊急テレビ会合が１１日未明、終了した。共同声明では生産量の具体的な削減目標の設定を見送り。供給過剰に歯止めをかけられるか不透明な情勢となった。
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は９日、過去最大となる日量１０００万バレルの減産を決定。しかし、メンバーのメキシコはこれに難色を示した。さらに、この枠組みに参加していない世界最大の産油国である米国の動向も見通せず、減産が十分な効果を上げるかは予断を許さない状況。このため、Ｇ２０の緊急会合で追加的な目標に合意できるかが焦点だった。 
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April 11, 2020 at 08:53AM
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原油削減目標見送り コロナ対応で緊急会合―Ｇ２０エネ相 - 時事通信ニュース
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