
原油急騰を受けた米国株反発により過度の景気懸念がやや和らぎ、3日の東京株式相場は反発。鉱業や化学など市況関連株が買われている。リスクオンムードで債券先物は小幅下落。外国為替市場ではドルが主要通貨に対してやや強含み、円に対しても小高く推移している。
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〈きょうのポイント〉
みずほ証券の倉持靖彦氏は、原油は需要が悪化する中で供給が絞られていないことから価格が大幅に下落していたとして「米国がサウジアラビアとロシアの仲介に乗り出したことで、エネルギー企業の破綻リスクは少し落ち着く可能性がある」と指摘。米国で今晩発表される3月の雇用統計については、「新型コロナの感染者数がなお増加する中での過去データとあって、あまり材料視されないだろう」と予想する。
午前半ば以降は米株先物が軟調に推移し、株価指数の上値が重くなっている。セゾン投信運用部の瀬下哲雄運用部長は「産油国も経済が厳しくなってる中で、減産のハードルは高い」とみていた。
- 東証33業種では鉱業、石油・石炭製品、陸運、電気・ガス、保険、化学、医薬品が上昇
- 鉄鋼、ゴム製品は下落
債券・為替
日本の債券相場は小幅安。長期国債先物6月物は前日比1銭安の152円73銭で取引を開始し、その後152円50銭台に下落した。長期金利は前日比横ばいのマイナス0.005%で取引されている。前日の米国債市場で長期金利が上昇したことや、政府の緊急経済対策の策定に伴う国債増発懸念から売りが先行した。半面、日本銀行が午前の金融調節で通知した国債買い入れオペが相場の下支え要因となっている。
外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円前後で推移。ここまでの取引レンジは、107円82銭から108円20銭程度。ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクターは、「トランプ大統領の発言でロシアとサウジの合意期待が高まったが、実際に合意できるかどうかは不透明」と指摘。「きょうということで言えば、原油を巡って何らかの合意があればポジティブに反応はしそう。ただ、それがなければ週末にかけてじわりと円高という展開になりそうだ」とみている。
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April 03, 2020 at 05:45AM
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原油高でリスクオン、日本株反発ー債券小幅安、ドル一時108円台 - ブルームバーグ
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