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東証前引け 大幅反落、円高進行 アジア株の下げも重荷 - 日本経済新聞

6日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前日比676円57銭(3.17%)安の2万0652円55銭と、きょうの安値で取引を終えた。今年の取引時間中の安値を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に前日の米株式相場が急落したほか、円高の進行もあり投資家心理が悪化した。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。TOPIXは昨年来安値を下回って午前の取引を終えた。

安倍晋三首相は5日夜、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり中国や韓国からの入国を3月末まで大幅に制限する方針を表明した。ヒトやモノの動きが大幅に制限されて経済活動が停滞するとの懸念が強まり、海外投資家の断続的な先物売りにつながった。市場では「中国・上海や香港などアジアの株式相場に対する警戒感も強い」(野村証券の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジスト)との声があり、アジア株が軒並み下落して始まると日経平均も下げ幅を一段と広げた。

鉄鋼や海運など景気敏感株を中心に全面安の展開となった。日本時間6日の時間外取引で米長期金利が低下したことなどを背景に運用環境の悪化が懸念され、TOPIXの銀行業指数は取引時間中として2012年12月18日以来の水準まで低下した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1737億円、売買高は7億7105万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2096と、全体の約97%を占めた。

ファナックダイキンが大幅安。ソフトバンクGファストリなどの値がさ株も安い。ホンダスズキなど自動車関連株も売られた。一方、米ガソリンスタンド運営会社の買収交渉を断念したと伝わったセブン&アイが逆行高となった。

6日に東証2部に新規上場したウイルテックは、9時1分に公募・売り出し価格と同額の1200円で初値を付けた。午前終値は1110円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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March 06, 2020 at 09:54AM
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