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日本株は2016年来以来の大幅安、感染者の増加加速で世界的な株売り - ブルームバーグ

Pedestrians wait to cross a road in front of a monitor displaying stock information in Tokyo, Japan. 

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

9日の東京株式相場は急落。欧米で新型ウイルスの感染者数が増え続け、世界の金融市場ではリスクオフの動きが強まった。為替相場の円高進行と原油急落で銀行などの金融、電機や機械などの輸出関連や素材中心に売られた。

  • TOPIXの終値は前営業日比82.49ポイント(5.6%)安の1388.97
    • 2016年6月24日以来の大幅な下落率
    • 16年11月11日以来の安値
  • 日経平均株価は同1050円99銭(5.1%)安の1万9698円76銭
    • 下落率は16年11月9日以来
    • 19年1月以来の2万円割れ

〈きょうのポイント〉

  • イタリアで新型コロナ死者 急増、366人に-8日時点
  • 原油 急落、OPECプラス決裂で
    • NY原油先物は一時27ドル台-時間外取引
  • ドル・円相場は一時101円50銭台に円が急騰
Cases Of Coronavirus Rise In New York

ニューヨークの地下鉄駅

Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

  JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳チーフ・グローバル・マーケット・ストラテジストは「新型ウイルスで航空関連や小売りの資金繰りが苦しくなると言われていたタイミングで、意外感のあるOPECプラスの決裂だった」と指摘。「米国のエネルギーセクターのデフォルトが増えるのではないかという懸念もあり、日本株市場ではパニック的にリスクを減らす動きが広がっている」と述べた。

  ウイルス感染の拡大が止まらず景気や業績不安が高まる中、投資家の資金は安全資産に向かった。アジア時間9日の米10年債利回りが0.4%台に低下した一方で、米国株先物が急落するなど世界の株式市場では売り圧力が強まった。TOPIXは昨年12月に付けた高値からの下落率が20%を超え、弱気相場に入った。

東証1部売買代金は4営業日ぶりの3兆円超

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒井誠治シニア投資ストラテジストは「原油安で産油国の財政に影響が出てくると保有株式を売る動きにつながりかねない。マーケットはマネーフローへの影響を警戒している」と話した。ドル安・円高の進行で「来期が円高でスタートする企業業績への影響が懸念される」と言う。  

  • 東証33業種では銀行、電機、証券・商品先物取引、鉄鋼、非鉄金属、サービス、石油・石炭製品の下げが目立つ
  • 東証1部値上がり銘柄数は22、値下がりは2138
S&P500種先物は急落

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