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ドル・円は小幅高、中国株の下げ渋りを好感-108円台半ば - ブルームバーグ

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。春節(旧正月)明けの中国本土の株式市場が大幅安で寄り付いたものの、中国当局の相場安定化策を受けて株価が下げ渋ったことから買い戻しが優勢になった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時2分現在、前週末比0.2%高の1ドル=108円52銭。ここまでの取引では、108円32銭を安値に一時108円58銭まで上昇
  • ドル・オンショア人民元は前営業日比1.1%高の1ドル=7.0146元。一時は7.0188元と昨年12月12日以来の水準までドル高・元安が進行
ドル・円、春節明けの中国株安は織り込み済み

市場関係者の見方

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 中国の流動性供給や株式市場安定化策がそれなりに効果を発揮し落ち着いていることがドル・円の戻しにつながっている
  • 中国株は大幅安で始まったが、先に春節が明けていた香港株などの下落もあって、ある程度の下落は想定されていた
  • ここまでのプライスアクションを見る限り、ドル・円の108円30銭辺りはサポートされそう。ただ、相場としてはまだウイルス離れができるような地合いではないため、109円手前では上値が重くなりそう

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 中国の新型ウイルス感染拡大はある程度想定。米大統領予備選もある程度リベラル派が結果を出すことは想定内という中で、ドル・円はいったんは買い戻し
  • ドル・円は先週末の安値108円31銭を底固めの目線に109円付近まで戻りを試す可能性

背景

  • 中国国家衛生健康委員会は3日、新型ウイルス感染症例が2日に2829件増え、累計で1万7205件になったと発表
    • 「春節(旧正月)」連休明けの3日の中国市場では、主要株価指数が2015年の株式バブル崩壊以来の大幅下落
    • 中国当局は3日、金融システムに大量資金を供給し、リバースレポ金利を10ベーシスポイント(bp)引き下げ
    • 中国証券監督管理委員会(証監会)は一部証券会社に対し、自己勘定トレーダーによる週内の株売り越しを禁じると伝えた
  • 上海総合指数は前営業日比8.7%安で取引を再開し、一時は同7.1%安まで下げ幅縮小。その後は8%安前後で推移。日経平均株価は前週末比233円24銭安の2万2971円94銭で取引を終了

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February 03, 2020 at 10:16AM
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