保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車の前会長で、フランス自動車大手ルノーの最高経営責任者(CEO)も務めたカルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)などで起訴=が8日午後(日本時間同日夜~9日未明)、首都ベイルートで記者会見した。ゴーン被告は、「ベルサイユ宮殿についての疑惑は人格否定」と語り、休憩を挟み約2時間半にわたり持論を展開した。冒頭発言や質疑の主な内容は次の通り。
「中東には収益上げる余地ある」
検察官は中東はカルロス・ゴーンにとって重要な地域だが、日産にとっては利益を上げている場所ではないと言っている。日本や各国の車が売られているが、日産としては弱い立場にある場所だと。私は経営者としてそこには収益を上げる余地があると考えた。地元のディーラーにやる気をもたせて、トヨタがやっているように活性化していこうと。日産も素晴らしいディーラー網を生かして、インセンティブをあげて活性化していこうと考えた。これは何も特別なことではなく、インセンティブの額としては競合他社よりも低い。中東の可能性は非常に大きいものだった。だからそれを追求しようとした。
日産の時価総額は私の逮捕以来、100億ドル以上下がっている。そして1日4000万ドルを失っている。自動車業界の時価総額は平均12%上がっているのに、日産とルノーだけ下がっている。なぜこうなったのか。CEOは企業価値を創出し、取締役会は株主を守るためにある。日産・ルノーの株主として、だれが私を守ってくれるのか。
そして人格否定だ。ベルサイユ宮殿についての疑惑だ。日産とルノーの企業連合15年をベルサイユ宮殿で祝った。なぜベルサイユ宮殿か。フランスでもっとも多くの人が訪れる場所だ。フランスが持つ天才の象徴、世界に開かれていることの象徴、グローバル化の象徴であり、外国人は誰でもやってくる。宮殿の美しさに誰もが感銘を受ける。だから、われわれはベルサイユを選んだ。誕生日パーティーだと言うが、わたしはスピーチをした。スピーチはどうなったのか。会社を代表したスピーチであり、アライアンスを支持する人へのスピーチだ。
なぜ日産の役員がいなかったのか、と言われるが、こ…
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January 09, 2020 at 08:08AM
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「ベルサイユに誘えば日本人は駆けつける」 ゴーン被告レバノン記者会見詳報(3) - 毎日新聞 - 毎日新聞
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