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NYダウ反発137ドル高、最高値更新 半導体株に買い - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=岩本貴子】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。前日比137ドル68セント(0.5%)高の2万8376ドル96セントで終え、過去最高値を更新した。米中の貿易合意などを受け世界経済の減速リスクが低下する中、企業業績への楽観的な見方が広がり、投資家が運用リスクを取る姿勢を強めた。市況の改善期待から半導体株が買われ、相場上昇をけん引した。

前日夕の決算発表時に半導体大手マイクロン・テクノロジーの最高経営責任者が業績底入れの見方を示し、半導体市況が改善するとの思惑が広がった。同社株に加え、インテルやエヌビディアなどほかの半導体株にも買いが広がった。

ムニューシン米財務長官は19日、米CNBCのインタビューで「米中の第1段階の合意は1月にも署名される」と述べた。中国は19日、12月26日から1年間、米国産の化学・石油製品6品目の関税を免除すると発表した。世界経済の減速懸念を高めていた米中の貿易協議が進展していると受け止められ、買い安心感につながった。

米下院は18日、大統領を弾劾訴追する決議を賛成多数で可決した。ただ、与党・共和党が過半を占める上院で有罪と認定される可能性は低いとの見方から、売り材料とはならなかった。

ナショナル・ホールディングスのアート・ホーガン氏は「米中摩擦などを警戒し、機関投資家は夏から秋にかけて米株を売った。12月は下がると予想していた投資家も多かった。株高が止まらず、運用成績を気にして彼らが持ち高を増やしている」と分析していた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は7日続伸した。前日比59.483ポイント(0.7%)高の8887.218で終えた。機関投資家が運用の参考にするS&P500種株価指数は反発し14.23ポイント(0.5%)高の3205.37で終えた。いずれも過去最高値を更新した。

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