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東証前引け 続伸、米中貿易協議に進展期待 アジア株高も支え - 日本経済新聞

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前週末比213円73銭(0.92%)高の2万3326円61銭で前場を終えた。米中貿易協議の進展期待を背景に前週末の米ダウ工業株30種平均が上昇し、東京市場でも好感する買いが集まった。日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効が回避され、日韓両政府が12月の首脳会談に向けた調整に入ったと伝わったことも投資家心理を支えた。香港をはじめアジア各国・地域の株式相場が堅調に推移すると、日経平均は一時234円高まで上昇した。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。

日経平均は朝方から堅調な展開となった。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が22日、「貿易戦争の回避に積極的に取り組んでいると述べた」と伝わったうえ、トランプ米大統領は米議会が可決した「香港人権・民主主義法案」に署名すべきか迷っているとも報じられた。24日には米ブルームバーグ通信が「中国は米国との貿易協議で争点の一つになっている知的財産権の侵害に対する罰則を強化すると発表した」と伝えた。米中の貿易交渉が進展するとの期待が先物買いを誘い、寄り付き直後に上げ幅を200円超に広げる場面があった。

大規模デモの混乱が続く香港では24日に地方議会にあたる区議会の議員選挙が実施され、香港政府や中国に批判的な民主派が全議席の6割以上を獲得し圧勝する見通しとなった。民主派は今後、普通選挙の実施など要求を強めるとみられるものの、足元では過激な抗議デモが一時的に沈静化した。香港・ハンセン指数が大きく上昇すると、日経平均は再び騰勢を強めた。

前引けの東証1部の売買代金は概算で8154億円、売買高は5億1415万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1603と、全体の74.4%を占めた。値下がりは435、変わらずは115銘柄だった。

JFE住友鉱が高い。東芝コマツ旭化成の上げも目立った。村田製任天堂が上昇し、エーザイ第一生命HDも買われた。半面、パナソニック楽天が安い。小野薬OLCHOYAも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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November 25, 2019 at 09:47AM
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