【ニューヨーク=小林泰明】米エネルギー情報局(EIA)が29日に発表した統計で、米国が9月に、海外から輸入する原油・石油関連製品よりも輸出量の方が多い「純輸出国」になったことがわかった。シェールオイルの生産が飛躍的に伸びているためだ。米ブルームバーグ通信は、米国が月単位で石油の「純輸出国」になるのは、政府の記録が残る1949年以来、70年間で初めてだとしている。
9月の月間輸出量は前年同月比18%増だったのに対し、輸入量は12%減で、輸入量より輸出量の方が1日あたり8万9000バレル多かった。自国内でシェールオイルが増産される一方で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国やペルシャ湾地域からの輸入が大きく減った。
2005年頃には、1日あたり約1300万バレルの輸入超過だった月もあるが、シェールオイルの増産により、米国は18年、原油生産量で世界首位に立った。今後も輸出に振り向ける原油は増える見通しだ。
ただ、中東産原油への依存度が下がることで、米国が中東情勢の安定化に関与する意欲が低下し、地政学的なリスクが高まる懸念がある。
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November 30, 2019 at 01:00PM
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