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東証業種別で「奇妙な同居」-電機と医薬品の高値は気迷い示唆か - ブルームバーグ

東京株市場で景気敏感の代表である電機とディフェンシブの代表である医薬品の上昇が同時に進行している。一見奇妙なこの現象は上値追いに慎重になる兆しとの見方が市場関係者の間から出ている。

  東証33業種で27日に年初来高値を更新したのは電機や精密機器、医薬品、情報・通信、証券・商品先物取引、サービスの6業種。市場全体の値動きを示すTOPIXがことし高値を更新する中で、高値業種では電機と医薬品が並んだ。きょう午前終値時点でも両業種はともに上昇している。

電機と医薬品が同時に上昇

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、輸出関連の中でも輸送用機器や機械が直近高値を上回っていないなど、景気敏感業種の裾野に広がりが見られないと指摘。一方で医薬品が高値を付けたことは「マーケットが景気の先行きに両にらみであることを示している。来期以降の企業業績に気迷いが残っていることの表れ」と述べた。

  若生氏によると、同証予想の日経平均の12カ月先1株利益は約1700円。2016年以降のPERが12-14倍で推移していたことから、上限に評価して2万3800円。きのう終値は2万3437円と上限に接近しており、「新規に買うには来期業績回復の確度が高まるなどもう少し理由が欲しい。長期的な視点からは、上がれば売っていく方が適している可能性がある」と、若生氏は話していた。

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